社員紹介

STAFF

Photo by Toshihiko Okazaki

代表取締役社長 / ディレクター

早川和良

KAZUYOSHI HAYAKAWA

1982年 TYO設立に参加
2010年 専務取締役就任
2016年 代表取締役社長就任、現在に至る。


TYO

広告業界に入ったきっかけ

大学卒業後は先生になる学生が多く、自分も漠然とそうしようと思っていたけど、単位を落としたため、教員免許を取れませんでした。この先どうしようかと考えていたとき、大学では演劇部に所属していて演出をしていたこと、そして当時、CM制作がすごく盛り上がってきていたこともあり、CM制作会社に入社しようと思いました。

入社してからは「シンプルイズザベスト」「ストーリーじゃなくドラマをつくれ」ということを叩き込まれ、その教えは今でも自分の制作の土台となっています。

作品づくりへのこだわり

金沢美術工芸大学では彫刻を学んでいましたが、「表面ばかりいじっている」とよく怒られ、4年間で骨格の重要性をみっちりと叩き込まれました。この教えは今の仕事にも通じていて、CM制作も同じように、まず企画という骨格をきちんと成立させて、演出という肉付けをしていきます。
演出は企画に命を吹きこんで生き物にする作業であり、その作業があやふやにならないように企画という骨格がとても重要だと考えています。

人の表情には無限のバリエーションがあると思っています。だから私は人間の表情を撮るのがとても好きです。喜怒哀楽がある、それぞれの中間くらいの表情がある、楽しんでいるのに悲しみが見え隠れするとか、本当に色々あります。それを映像にすると、とてつもないグラデーションを生みだすことができるし、また表情ひとつでドラマを生み出すこともできます。

演出家の現場での一番の仕事は、演じる人たちの緊張を解きほぐすことだと考えています。 撮影現場には多くのスタッフがいますが、撮影時は全員が演じる人に注目します。どんなにキャリアが長い役者でも緊張は隠しきれません。どんな状況でも良い表情を出してもらえるよう、様々な工夫をすることが大切な仕事です。 CMの仕事は監督が一人でできるものではなく、たくさんのスタッフがいて、色々なコミュニケーションがあって、その中で生まれて形になっていくものです。ディレクターは自信をもって現場に臨んでいるので考えがひとりよがりになりがちな傾向にあるかと思いますが、良い作品を生み出すために、人の意見に耳を傾ける姿勢を忘れないようにしています。

追求するもの

CMは何度みてもよいもの、何度みても飽きないもの、色あせないもの、商品の魅力が引き立つものであるべきです。TV-CMは販売促進活動のひとつで、その目的は見た人の心や購買欲など、何か感情を動かすきっかけを作ることです。

きっかけを作るには色々な手法がありますが、自分は人の表情や感動を映し出すことで感情を動かすことが好きです。70歳までは現役で撮り続けようと思っているので、その部分をこれからも追求していこうと思います。

2015年11月現在

主な作品 / 受賞歴

  • 東海旅客鉄道株式会社 『クリスマス・エクスプレス』シリーズ(TV-CM)
    1990年 ACC全日本CM大賞 など
  • ライオン株式会社 『ライオンクリニカ/わんぱくマーチ』(TV-CM)
    1991年 The Asia Pacific Advertising Awards 金賞
    1992年 カンヌ国際広告祭 金賞 など
  • 全日本空輸株式会社 『あこがれのJAZZ CLUB』(TV-CM)
    2008年 ACCテレビCM部門 金賞 など